現場のママの声 柳田湊大(やなぎだそうた)くん
TBS『渡る世間は鬼ばかり 3時間スペシャル』 小島香役 出演
今までも何度かお仕事はいただいていましたが、
テレビのお仕事は初めてでした。
湊大は人見知りがなく、誰に抱っこされてもニコニコしていたので対人面では特に問題もなく、撮影を待つ間もたくさん可愛がっていただきとてもありがたく感じました。
公園ロケでは気温がとても高く、お借りした衣装も秋用で少し厚手だったので後半になるにつれて笑顔が少なくなっていましたが、キャストやスタッフの方々が大変気を遣ってくださり、具合悪くなることもなく終えることができました。
スタジオでの撮影ではオーディションの時から2ヶ月経過していたこともあり、はいはいができるようになっていたり、一瞬立ち上がれるようになっていたりしたので
一貫性が無くなるかとヒヤヒヤしていましたが、プロの方々にお任せしていれば何の問題もないことでした。
1時間の休憩の後、次は寝てるシーン!など現場のスケジュール通りに運ぶ ために、ママは”うちの子はこうするとすぐ寝る!”という技があるといいと思います。
台本をもらった時から、出番をチェックして、香盤表の撮影の時間通りにうまく寝てくれる方法や機嫌が良くなる方法、悪くなる方法を模索して臨んだので、スタッフの方ともうまく連携が取れほぼほぼ予定通りに進むことができました。
一度だけ現場の緊張を感じ取り、大勢の方に話しかけられるシーンで泣いてしまい時間通りに終わることができませんでしたが、プロの方がうまく編集してくださり、泣いていたのがわからないくらいになっていました。
撮影が始まると私は湊大からは見えないところにあるモニターのところまで隠れるのですが、なぜか湊大はカメラ目線で、一番近いカメラをジーッと見ていたので、そのモニターを見ていた私はずっと目が合っていました。笑
「香ちゃん(役名)カメラ目線だな・・・笑」とインカムに流れていたそうです・・・。
普段写真をよく撮るので、カメラは見るものという認識があるようで・・・。
何よりも演者の方やスタッフの方がとても優しく、現場の空気はいつも穏やかでした。
赤ちゃん子役のステージママというのは、いつも一番近くにいて、自分の赤ちゃんのクセをちゃんと知っていないとできないことだな、と感じました。
とてもいい勉強になりました。